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「Snowy Seaside」
Snowy Seaside

深夜の新宿
日本海へゆきたくて タクシーに乗った
白い靄のかかる浜辺の早朝
私は運転手に抱かれたわ
不足運賃は からだで払うと決めてたの

港に歩く
雪のしんしんと降り注ぐ海は とても綺麗
バッグから詩集を取り出して 夜になるのを待った

私はいつ死んでもいいの
もう 帰る場所はないから
居場所は奪われたから
彼の隣の席は もうあの子のものだから

夜の闇が訪れた
わたしはうまれたままの姿で ゆっくりと歩き出す
しんしん しんしん …………
心地よく 雪は私を冷やしてくれる

足の先が 海の水に触れた
ためらわず 歩を進める
やがて海水は 私の乳房をなでた

そのまま 雪に降られるまま
じっと意識が失われるのを待つ
瞳を閉じて また歩み続ける
どこまでも どこまでも
この世の彼方の世界まで

2003.04.11
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[2003/04/11 06:11] | 詩集 | page top
「Secret Diary」
Secret Diary

彼の名前をノートの端から端まで書いて
それでもまだ足りないの
あふれるこの想いを
どうやったらうまく伝えられるのかしら
ねえ 神様教えて

授業中も 休み時間も
気づけば彼のことばかり見てる
その 友達にはしゃいで見せる笑顔を
わたしに向けてはくれないの?
うつむいて 恥ずかしがって
想いはいつも空回り
偶然二人きりになれても逃げ出しちゃうし
ばかなわたし……
恋の神様も呆れちゃうよね

いいの わたし 綺麗じゃないし
気づいてくれなくたっていい
ずっと あなたを想っているから
それでいい それで……

2003.04.04
[2003/04/04 14:52] | 詩集 | page top
「魔の誘惑」
「魔の誘惑」

より美しく在れるのならば
この左肩の片翼を捧げよう
お前の言葉に隷従もしよう
せいぜいわれを愛玩するが良い

紫の毒薬の杯を傾けて
両腕をお前の鎖に委ねる
お前はこともなく心臓をえぐり取る
われの魂は永久に囚われた

殺戮の血に両手を染め
愛の営みに涙を流し
われは飛ぶ 彼岸へと
お前のけして届かぬ 快楽の極みへ

光がわが身を照らす
忌むべき光は全身を痛みで満たし
白き翼と黒き翼が生えていた
それでもわれはお前のもの 消えよう ともに

2003.04.02
[2003/04/02 21:44] | 詩集 | page top
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