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「どしゃ降りの雨の、こんな日は。」
どしゃ降りの雨の、こんな日は。
とても疲れた、こんな日は。
いつもの駅を、乗り過ごそう。

夜のながい列車にのって。
車窓の濡れた、すぎゆく夜景を横目に見、
お気に入りの本で、時をすごそう。

海の近い駅で、いったん降りよう。
たいせつな荷物は、ぜんぶコインロッカーに。
じゃまな傘は、捨ててしまおう。
生身のじぶんを、雨にさらそう。

ぐっしょり濡れても、きにしないよ。
空のシャワーは。
つかれてよごれた僕の心を――
洗い清めてくれるから。


岩場のかげで、服をぬぎ、
体を拭いて、かわかそう。

空からは雨みず。
海からは潮のかおり。
服がかわくまで、夜を見上げて、じっと待とう。
もう雨は小ぶりだ。
お月様は、見えるかな?

薄霞の朝がくるまえに、
てばやく身なりをととのえよう。
それまでは、ゆっくり、ゆっくり、自然を感じて。

うとうとと眠りに落ちる僕。
きっといい夢を、みているよ♪


2006.04.11.Tue. 20:00

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テーマ: - ジャンル:小説・文学

[2006/04/11 20:27] | 詩集 | page top
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