惑星ソラリア
社会的ひきこもりから自由になるための思索と実践の日々
萌えぢからが足りない? −受容型と創造型−
前から思っていたことでもあるし、最近も知人のオタク語りに圧倒され、
(あそこまで、作品やキャラ、カップリングに強い思い入れを持って語ったり、お金や時間、労力を惜しみなく使うことは俺にはできないなぁ)
などと思ってしまう私は、「萌えぢから」が足りない「オタク失格」なのだろうか。
いや、そんなことはないだろう。ただ、方向性が違うだけだ。
私は、ある対象に人生を懸けるほどのめりこむことはできない。
それは、結局「他者の作り出した世界」だからだ。

高校生の頃、私は自分の書いている小説の登場人物たちが、
まるで隣りで存在しているかのように、まざまざと現実感を持って、
ともに悲しみ、ともに泣き、ともに胸を焦がし、ともに生きて・・・、
……私が小説を書いている間、彼らは確かに「実在した」のだ、という体験をした。

そう、だから私は、作品の創造主でありたいタイプなのだ(創造型)。
そして、まがりなりにも一度は神であった私は、
ほかの神々に膝を屈することはできないのだ。

たしかに、作品を受容し、消費する行動に生きがいを見出す人はいる(受容型)。
芸術の世界なら、彼らは優れた「批評家」とされるだろう。
それには、創造者とはまた違ったタイプの、優れた才能が必要とされる。

だが、オタクにおける消費行動のうち、
原作に自らの理想や妄想を託して制作する「二次創作」という文化がある。
いわゆる同人誌や同人アイテムと呼ばれるものだ。
ただそれは、創造力を必要とする作業とはいえ、「他人の作り出した作品の世界内で遊ぶ」点で、真のオリジナリティーを必要としない。
だからこれも、どちらかといえば「受容型」に位置づけることができるだろう。

ただ、優れたオリジナリティーを発揮する作家は、先行作品から様々な影響を受け、研究していることは確かだ。
また、剽窃とされないために、過去に自分と同じアイデアの作品がなかったかを知る意味でも、先行作品のチェックは欠かせない。
だが、その視線は、決して「崇拝者」のそれにはならない。
まあ、人によるかも知れないが、仮にも一国一城の主として創作者となる以上、他人の手による作品はすべて「ライバル」となる。
そうすると、人生の一部になるほど既存の作品にのめりこむのは、有害、ということにもなる。
あくまで「研究対象」のレベルにとどめておくべきなのだ。
全く新しいものを創りだすためには。
そして、創作者になる、という気概を持って既存の作品に臨む場合の視線は、「受容型」の人間とは明らかに違う、自らの創作に資するものを貪欲に発見・吸収しようとするものとなる。
そうして得られた研究の成果を融合・止揚して作品に生かすのも、優れた創作者の技量の一つだろう。
そのためにのみ他者を必要とする。そういうタイプの人間もいるのだ、世の中には。
無論、それだけではない、地味な下調べの資料と格闘する作業もあるわけだが、これを楽しめるかどうかも、才能のうちといったところか(私は非常に苦手だが)。

……………………。
うーん。ここまで書いてきて難だが、これってただ単に俺が了見の狭い排他的な自己愛人間だからじゃないの? という気がしてきた(-_-#
でも、熱烈なファンタイプの人が、創造者の側に立つケースは、あまりない気がするんだけどなー。
あ、活躍する世界が違えばいいのか。
小説家になりたいけど、XJAPANのYOSHIKIの音楽には心酔する、とか、
イラストレーターになりたいけど、この映画のシナリオは泣ける、とか。

ただ、まあ、最近小説書けてないし、ほとんど読んですらいないし(爆)。
情報のアンテナも錆び付いてるし(一週間PCもつけず寝たきりで平気・一紙しか新聞を読んでいない・等)、創作者を名乗るのはおこがましいかな。
生きる気力自体が薄れてるから、まずはそこから変わらないといけないんだけどね。

以下、近況。というか日曜の日記。


4/23(日)は駅前に出かけて、ネギま!14巻とジパング23巻を買い、マガジン20号とモーニングを立ち読み。(マガジン19号は、もういいやw)
スクラン12巻は以前母が買ったまま私の所有にはなっていなかったが、2冊買うのは……と母が折れて、晴れて入手。
ネギま!は読み終えたけど残りも読まないとな。
あ、そろそろコンビニにジャンプが入荷するか? って出かけたら徹夜確定だな・・・。
って何故に私はこんな記事を書いているのだろう。他の記事案もあったのに。謎だ。

テーマ:オタク学 - ジャンル:サブカル



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By 風早 瑞樹



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プロフィール

風早 瑞樹

Author:風早 瑞樹

HN変更しました。
結局はこの名でずっと認知されているので。
(以前の名義は「Amethyst」)

基本:
千葉県在住。1979.1.11生。
職歴なしの社会的ひきこもり
精神科通院中。病名は不明。
基本は「鬱」で「軽躁」「PD」も。
概ね異性愛者(笑)の男性。
県立東○飾高校卒。
某私立大学哲学科4年次中退。
人格の核は、永遠のSF少年。

略歴:
 幼時より母の信仰する某真光系教団の下で育ち、世俗に無関心で「浮いた」少年時代を過ごす。
 運動音痴だが、中学時代は陸上部に所属。
 高校・大学と文芸サークル等で編集長を務めるが、人間関係の問題で辞める。
 高2で信仰と絶縁。精神的危機から哲学を志す。
 漫画を読み始めたのもこの頃。2002年までコミケには毎回参加。
 遊戯王OCGは弟の影響。
 1999年に20歳で自殺する前提で生きてきたが、踏み切れず。
 自暴自棄ながらもある意味活動的に過ごしていたが、
 とある事件をきっかけに、ほぼ寝たきりの毎日となる。

サイト名の由来:
アイザック・アシモフ『ファウンデーションと地球』他より。
惑星ソラリアは、万事をロボットに任せて他人と会う必要がない「ひきこもりの理想郷」。
ただ、現在の私は少々ひきこもりに否定的。
生活リズムを整え、毎日歩くことから、社会参加へ向けて試行錯誤中。
 
■人生を変えた本
『三惑星連合軍』E.E.スミス
『一九八四年』G.オーウェル
『ヴァリス』P.K.ディック
『高校時代』三田誠広
『真夜中の天使』栗本薫

■人生を変えた音楽
'92年紅白(中1当時)の


詳細リンク:
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