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「Bloody Smile」
Bloody Smile

波の音がかすかに響く 月あかりの浜辺
世界が死に絶えたような静寂の中
二人は愛を交わした

口づけて 溶けあって 魂の奥まで
愛してる と君が囁いた瞬間
僕は蒼い刃を振りかぶり 君に突き立てた
君は微笑っている 血を流しながら
生命の残り灯を 残酷に吸い取られながら

微笑っている 微笑っている
透き通るような笑顔で
今にも消え去りそうな 儚げな微笑みで

僕は何度も何度も刃を突き立てる
涙を流しながら

君の全てが赤く染まり ――そして消えた
愛は確かにそこにあった
永遠がそこに 凝結した

僕は夜空を見上げた
永遠を手に入れた君を 羨ましく思いながら

君の血でまみれた肉体を 月が白く照らす
刃を握り締め 歪んだ笑いを洩らす
確かに掴んだ愛を 壊した快楽に
君の生命を奪った 愉悦に

切望する 旅立ちたいと
永遠の夜空へ

日が昇り 沈み 闇が訪れる
気配に僕は振り向く

――変わらぬ笑顔で 君が立っていた

2005.04.25 03:24 a.m.
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