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「Snowy Seaside」
Snowy Seaside

深夜の新宿
日本海へゆきたくて タクシーに乗った
白い靄のかかる浜辺の早朝
私は運転手に抱かれたわ
不足運賃は からだで払うと決めてたの

港に歩く
雪のしんしんと降り注ぐ海は とても綺麗
バッグから詩集を取り出して 夜になるのを待った

私はいつ死んでもいいの
もう 帰る場所はないから
居場所は奪われたから
彼の隣の席は もうあの子のものだから

夜の闇が訪れた
わたしはうまれたままの姿で ゆっくりと歩き出す
しんしん しんしん …………
心地よく 雪は私を冷やしてくれる

足の先が 海の水に触れた
ためらわず 歩を進める
やがて海水は 私の乳房をなでた

そのまま 雪に降られるまま
じっと意識が失われるのを待つ
瞳を閉じて また歩み続ける
どこまでも どこまでも
この世の彼方の世界まで

2003.04.11
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[2003/04/11 06:11] | 詩集 | page top
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