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「多重人格」
「多重人格」
aria

……何べん言やわかんだよ。
「あのね、僕が貴方と詩うのはお前のことじゃねーんだよ。
 俺の女神は、君じゃねえ。
 わかったらとっとと消えろ」
殴られ蹴られ赫いアザの出来た裸の女は、黙って背を向けた。
僕は白い背中にナイフで傷痕のARTを描く。
コールが鳴る。
「パトロネス様からだ。
 あんたは俺に貢ぐ額が少なすぎるからな。
 ビジュアルロッカーは金のかかる商売なんだよ。
 小市民がいっぱしの彼女面するな」
言い置いて保留中の電話をとる。
「わかった。すぐ行くぜ、女王様」

FXXKは激しく。
余韻の後戯を受けながら、QUEENはメンソールの煙を吐いて。
「わたしのプリンス……アリア好きよ、食べちゃいたいわ」
「もうたっぷりと召し上がられましたでしょう、まだ足りませんか?」
「ええ、本当にあなたのすべてを支配したい……」
「僕はあなたの忠実な下僕ですよ、金銭で飼われた、ね」
「政治家の妻なんて捨てて、あなたとかけおちできたら……」
「本気? どうやって稼ぐの、ずっと箱入りだったあなたが。
 お金があるからこそできる火遊びですよ、重々承知でしょう?」
「そう、ね……」
そして女はいつもの封筒を。
俺とのSEXに百万の値をつけるパトロネス。
奴隷にもなろうというもの。


「いい子にしてたかい……」
地下室の錠を開ける。
裸の幼女が一人。
スクリーンにはエンドレスの少女アニメとスプラッタ。
左にはFANCYな乙女の棚、右には髑髏と十字架とART。
全ての歯を抜かれ、口舌奉仕に適した薔薇色の唇。
開発済みの3つのHOLE。
あどけない、いとけない、僕の観用少女。

――――――――

「例のレコーディングの件だが」
「……条件は?」
「絶対服従」
言うなり彼は僕を貫いた。
もう慣れた行為。それでも痛みと悲鳴は怺えることができなくて。
インディーズレーベルの若社長。
美貌に惹かれるというならなんだってしてやるさ。
律動が脳天まで突き刺さる。
二人で達して、ベッドサイド。
「メジャーデビューしても……」
「ああ、恩は忘れねえ」
「愛してるか?」
「愛しているよ……」

――――――――

夜空。
天に召された私の女神よ……!


2003.06.10
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[2003/06/10 22:55] | 詩集 | page top
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