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「異邦」 習作詩
異邦

生きるには辛すぎるこの世界
慰みに溢れる娯楽に身を委ねてみても
投げ出された魂に行き場はなくて
失われた未来と故郷を渇望する

「僕たちの居場所はないんだね。この世界のどこにも」
そう 今さら遅いのだ――
真実に気づいてしまった魂には
偽りの希望は届かない

生み堕とされた異邦の地
安息の瞬間(とき)は寸かもなく
ただただ 力尽きてゆく己を観る
息絶え責苦を解放される その時まで

誘惑は甘美
それは順応 あるいは死
いずれをも拒むならば道はひとつ
力で己の絶対領域を確保することだ

異邦にあっては 力が全て
どのような発現方法であろうと
支配空間(テリトリー)を確保するための争いは
時としてヒトを抹殺する

世界が異邦である故の悲惨
追放された故郷はいずこに――
運命を引き受ける強き者とは
魂の異邦を知り なお生きようと意志する者


2007.03.05. 07:53
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テーマ:詩&想い - ジャンル:心と身体

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